津島市は織田家ゆかりの地。楽しいお祭りも多い

津島市は愛知県の中西部に位置しています。
2000年初頭までは人口が増えていましたが、2005年あたりを境に減少中。
2023年の総人口は60,623人。うち高齢者数が18,025人であり、高齢化率は29.73%です。
交通アクセスとしては、市西部を走る名鉄「尾西線」が「津島駅」の北で名鉄「津島線」に分岐。
市内には名鉄バスやコミュニティバス「津島市ふれあいバス」が巡っています。
市南部を東名阪自動車道が通過していますが、津島市内にインターチェンジは無く、最寄りのインターチェンジは隣接する蟹江町の蟹江ICです。
愛知県の歴史を語る上で織田家の存在は欠かせませんが、ここ津島市も織田家との縁が強い地域として歴史ファンの間で有名です。
津島市のある地域は、伊勢と尾張を結ぶ要衝として、鎌倉時代から発展を遂げてきました。
「津島湊」と呼ばれ、軍事・通商・交通の要として大切な役割を担ってきたのです。
戦国時代になると、織田家三代の経済基盤が敷かれた街でもあります。
また、全国の津島神社・天王社の中心で、パワースポットとしても知られる「津島神社」があるのも津島市。
その他、戦国武将加藤清正にゆかりのある清正公社や妙延寺、生涯に12万本もの木彫り仏像を残したと言われる江戸時代の修験僧「円空」が彫ったと伝わる「円空作千体仏」など、見所が多いです。
津島神社では、毎年「尾張津島天王祭」も行われます。厳島神社の管絃祭、大阪の天満天神祭と並ぶ「日本三大川祭」として有名で、祭りのクライマックスである「尾張津島天王祭の車楽舟行事」は重要無形民俗文化財。
「山・鉾・屋台行事」のひとつとして、ユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
秋には、からくり人形が搭載された山車が練り歩く「尾張津島秋まつり」も見られますし、「日本の歴史公園100選」にも選ばれた天王川公園では日本一の藤棚が楽しめます。
天王川公園では毎年藤の花が咲く季節には「藤まつり」も行われ、大いに賑わいを見せます。
津島市内にはスーパー等の商業施設やショッピングモールなどの大型商業施設が点在。
総合病院である津島市民病院や安藤病院、津島中央病院といった大きな医療施設もあり、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などのシニア向けの住まいも増えています。
サービス付き高齢者向け住宅では、夫婦での入居が可能な所や、「アルコールOK」の所も。
「入居後もお酒がたしなめて嬉しい」といった声も上がっています。
介護付き有料老人ホームでは24時間介護士が常駐、日中は看護師も常駐なので安心です。