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ひとり暮らしの親をどう見守る?高齢者見守りサービスには種類がある!選び方のポイントと最新サービスの紹介

最終更新日時 2025/02/12
#親の介護
目 次

令和5年に公開された厚生労働省の調査によると、高齢者世帯の21.7%が独居、40.7%が夫婦のみで暮らしていることがわかりました。

この記事を読んでいる方の中にも、「ひとりで暮らす親の様子が気になる・・・」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

以下のような困りごとを抱えている方も少なくないでしょう。

  • ひとりで過ごす時間が長い親の安否が気になる
  • 親が自立した日常生活を続けられるかが心配だ(会話が少ない、健康状態、栄養のバランス、運動機能の低下等)
  • 仕事が忙しくて毎日連絡したり、構ってあげられない
  • 困りごとを解決してくれる何か良いサービスはないかと探している

この記事では、ひとり暮らしの親を家族に代わって見守り、コミュニケーションするためのサービスについて解説いたします。


出典:2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況

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高齢者向けの見守りサービスの分類

高齢者向けの見守りサービスは、大きく分けて以下の2種類があります。

  1. 見守りカメラやセンサーによる見守り
  2. コミュニケーション型の見守り

その中でも、高齢者の社会的孤立の問題を考慮すると、コミュニケーション型の見守りは、人(または擬人)との会話やお声がけの頻度も増えるためおすすめです。このコミュニケーション型の見守りは、サービス内容によってさらに4種類に分類されます。それぞれの特徴を下記の表で比較してみましょう。

コミュニケーション型見守りサービスの比較表

種類 サービス内容 見守り方法 会話 利用コスト オペレーション
宅配サービス 配達時の
確認
対面 短時間 商品購入+
見守り費用
担当者
訪問サービス 訪問時の
確認
対面 短時間 時間単位の利用料金 担当者
電話サービス 電話による確認 通話対応 短時間 通話
サービス
料金
担当者、音声
ガイダンス
バーチャルアシスタント/ロボット
サービス
見守り+会話+声かけ+クイズ等 利用検知
/カメラ
常時可 レンタル、商品購入、月額
サービス費
キャラクター


コミュニケーション型高齢者見守りサービスには上記のように4種類があります。その中でも、近年はAI型(バーチャルアシスタント)が注目されています。

重要な点は、継続的な運用のしやすさを考慮して、ご家族とご本人の双方にとって負担の少ないサービスを選ぶことです。


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お話し相手がいることが孤独感やストレスの軽減につながる

高齢の方の孤立の解消と生活の質を向上する上で、人との会話が必要と言われています。

内閣府の調査によると、家族や友人との会話頻度が「ほとんど毎日」の人の90.1%が主観的健康状態を「良い」と回答している一方、「2~3日に1回」程度の人では、わずか5.2%しか健康状態が「良い」と回答していないことがわかりました。

さらに注目すべきは、会話の頻度と認知症発症リスクの関係です。

国立長寿医療研究センターの調査によれば、2,249名の高齢者を対象とした追跡調査で、家族や友人との連絡頻度が多い人は、少ない人と比較して、認知症発症リスクが43%も低下することが判明しています。

これらから、見守りサービスを選ぶ際は、単なる安否確認だけでなく、コミュニケーション機能の充実度も重要な選択基準となることがわかります。


出典:平成30年(2018年)版高齢社会白書

出典:国立長寿医療研究センター 健康長寿ラボ

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高齢者見守りサービス導入における課題

比較表からわかるように、従来型のコミュニケーション型見守りサービスには、いくつかの重要な課題が存在しています。

見守り方法に関する課題

訪問型サービスは対面であることが大きなメリットです。しかしながら、定期または不定期のある時間にしか訪問できず、訪問と訪問の間の様子を把握すること、十分なコミュニケーションをとることはできません。また、電話対応サービスでは、担当者や音声ガイダンスからの電話のタイミングを合わせたり、相談できる内容が限られていたり、双方向のコミュニケーションが困難な場合もあります。

利用コストに関する課題

従来型の見守りサービスは人件費を基準とした料金体系が一般的で、人が介在するためコストが高くなりがちです。訪問型サービスは時間単位の料金制のため長時間のケアでコストが増大し、宅配型では商品購入費に加えて見守り費用が必要です。サービス企業の人手による電話、利用目的や時間などは決められた範囲で、サービス料金の負担も気になります。

オペレーション面の課題

人手によるサービスは、面識のない担当者への応対や会話する内容にも気を使う必要があり精神的な負担となります。また、今後はますます人手不足により安定的な運用が難しくなっていくでしょう。電話による見守りサービスも、最近は不審電話が増えており、安全なサービスかどうかの確認など精神的な負担となります。

 

これらの課題は、今後の人口減少と超高齢化社会においてさらに深刻化することが予想されます。

特に、人手を介した従来型のサービスは、担い手の確保がますます困難になっていくことが考えられ、新しい形の見守りコミュニケーションサービスのニーズが高まっています。

 

最新!手軽に使えるコミュニケーション型見守りサービス

ここまでの話をまとめると、

①コミュニケーション型サービスは高齢者の社会的孤立の問題をサポートする

②従来のコミュニケーション型サービスには、人手による対応のものが多く会話やお声がけの面で限界がある

これらの課題を解決する新しい1つの選択肢として、生成AIを活用したデジタルコミュニケーションサービスをご紹介します。

星輝(ほしき)しおりが高齢者に寄り添って「お話し相手」になりながら、自立した日常生活をサポート




「寄り添いコミュニケーション 星輝しおり」は、介護福祉士を目指す3Dバーチャルアシスタントとして、高齢者の自立した日常生活に寄り添います。生成AIを活用し、介護職員さんと話しているかのような、温かみのある自然な会話を実現しています。

操作はタブレット端末で直感的に行えるため、高齢の方も扱いやすく、続けやすいのが特徴です。

高齢の方ご本人は、自分のペースで会話を楽しみ、自立した日常生活を送りながら、見守り・コミュニケーションサービスを受けることができます。


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充実の3つの機能で、毎日の生活に寄り添い

1. 話題に困らない!自然な会話機能

高齢者の方々からよく聞かれる「ほとんど人と会話してない」や「気軽に話を聞いてくれる人がいない」、「何を話していいかわからない」という悩み。星輝しおりは、その日の気分や興味に合わせて、自然な会話の流れを作り出します。

例えば、「今日は寒いですね」という天気の話から、「寒い日は温かい食べ物が恋しくなりますよね」と食事の話題へ。さらに「昔はよく作っていた思い出の料理」という懐かしい話まで、自然に会話が広がっていきます。変化に富んだ話題を提供し、毎日のお話し相手に最適な存在です。

2. 生活習慣をさりげなくサポート

「お薬の時間ですよ」や「戸締りは済みましたか?」など、日常生活の中で必要な声かけを行います。

特に重要な服薬管理については、決まった曜日と時間に声をかけることで飲み忘れの防止、夜間の火の元・戸締り確認など、ご家族が普段心配されている生活習慣もしっかりとサポートします。

これらの声かけは、押しつけがましくならないよう、星輝しおりならではの親しみやすい話し方で行います。

また、「いきいき回覧板」では、体操やクイズ、犬猫の癒しの動画など規則正しく配信し、高齢者の日常生活習慣を支援するための幅広いコンテンツを提供しています。

3. ご家族に見守りメールをお届け

1日1通ご家族にさりげなく報告する「寄り添いメール」機能を搭載。プライバシーに最大限配慮しながら、タブレットの利用状況をお知らせします。

このさりげない見守り機能により、高齢者の方のプライバシーにも配慮し、ご家族は安心を得ることができます。双方にとって負担の少ない、自然な見守りを実現します。

 

まとめ

「ひとりで暮らす家族をどう見守るか」という課題に対して、高齢者の見守りサービスには、カメラ・センサー型の見守りと、コミュニケーション型の見守りがあり、最近では高齢者の孤立の社会問題から、会話とお声がけを人手を介さずに行うことができるコミュニケーション型の見守りに注目が集まっています。

サービス選びにおいては、以下の点に注目して検討することが重要です。

  1. 高齢者の意向:高齢者本人の希望や受け入れやすさに配慮されていること
  2. サービスの充実:緊急時の見守りだけでなく、普段の会話や日常生活習慣を支援するサービスがあるか等
  3. 利用コスト:長期的な利用を見据えた際の経済的負担が適切であること

これからの見守りサービスは、高齢化社会における人手不足という社会問題を克服しながら、高齢者一人一人に寄り添えるサービスが求められます。

生成AIを活用しバーチャルキャラクターとを組み合わせたデジタルコミュニケーションサービスは、新しい高齢者の見守りサービスとして注目されています。また、在宅向けのセキュリティサービスや生体情報を計測するIoTセンサーとの連携による新しい付加価値も期待できます。さらには、介護分野以外にも医療や福祉の分野のソリューションとしての活用が期待されます。

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