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計算や音読をすることで認知症が改善 行動の抑制にも期待

計算や音読をすることで認知症が改善

計算や音読をすることが認知症の改善に有効ということは以前から指摘されていたが、改めて科学的根拠となりうる研究データが発表された。立命館大文学部の特認教授(心理学)や助手らの研究グループは3日、認知症の高齢者に簡単な計算や音読を続けてもらうことで、反射的な行動が抑制されたり、認知の機能が改善される研究成果を発表した。本人自信も回復し、家族の負担も軽減されることが期待されている。

調査では、70代後半から80代後半の認知症患者20人に、「4+5」などの計算や、唱歌の歌詞などの文章の音読を行う簡単な課題を週に3回、15〜20分行う作業を半年間継続した。

反射的な行動を抑制する能力を確認する簡易的なテストを行ったところ、課題をしなかった患者と比べて誤答率が最大半分程度になるという結果になった。

さらに、認知機能の中枢となる脳の前頭葉の機能を点数化するテストでは、機能の向上が認められた。

学習療法と呼ばれる、このような課題に取り組む訓練において、行動の抑制について効果を実証したのは初めてとのことだ。

教授によると、簡単な課題とコミュニケーションを行うことが認知機能の改善につながったのではないかとのことだ。

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