いいね!を押すと最新の
介護ニュースを毎日お届け

介護リフォームのポイントとは?

快適な自宅生活のための介護リフォーム

介護保険を上手に使って安心の介護リフォームを

高齢になり足腰が弱くなってくると、自宅で快適に暮らしていくための家づくりが必要となってきます。国民生活センターに寄せられた医療機関ネットワーク事業に参画された医療機関からの事故報告をまとめた資料によると、高齢者の事故発生場所は77.1パーセントが家庭内となっています。

65歳以上高齢者の事故発生場所
住宅(77%)
民間施設(8%)
一般道路(7%)
海・山・川など自然環境(3%)
公共施設(2%)
その他(3%)
itemcount
住宅77
民間施設8
一般道路7
海・山・川など自然環境3
公共施設2
その他3

屋内の事故場所別に見ると、台所や食堂、居室、階段の順に事故が起こりやすい場所であることが分かります。

65歳以上高齢者の家庭内事故発生場所
居室(45%)
階段(19%)
台所・食堂(17%)
玄関(5%)
洗面所(3%)
風呂場(3%)
トイレ(2%)
廊下(2%)
その他(4%)
itemcount
居室45
階段19
台所・食堂17
玄関5
洗面所3
風呂場3
トイレ2
廊下2
その他4

自宅で過ごす時間が長いからこそ、しっかりとした安全対策が快適で安心な毎日を送るためには大切だからこそ、介護が必要になり在宅生活を選ぶのであれば、しっかりと介護リフォームをしておけば安心です。

介護保険では、高齢者の在宅生活における負担を少しでも減らすために、住宅の介護リフォームへの補助がありますので、介護認定を受けている人は利用することができますので、早め早めに、必要に応じたリフォームを検討してみましょう。

介護保険で受けられるリフォーム補助とは?

介護保険では介護リフォームをいくら補助してくれるの?

ご自宅を介護リフォームしたいと思ったら、まずは介護保険制度を利用した公的補助を活用することを検討しましょう。申請すれば住宅の改修にかかる補助が最大20万円まで、1割の自己負担で利用できます。

介護保険を利用した介護リフォーム補助についての解説図、介護リフォーム費用が20万円の場合は事故負担額が2万円(1割自己負担)、介護リフォーム費用が30万円の場合は自己負担額12万円(20万円補助の1割自己負担分が2万円と超過分の10万円を負担)

この上限の20万円は、一度に使い切る必要はなく、数回に分けてリフォームを実施することも可能。また、要支援や要介護のランクが3段階以上あがった時や、転居した時などは、改めて20万円まで補助を受けることができます。市区町村によっては、独自で上乗せの補助をしているところもありますので、お住まいの窓口で確認してみてください。

介護保険による補助以外にも、バリアフリー住宅への支援制度としては厚生年金や国民年金による「年金在宅ケア対応住宅・年金バリアフリー住宅資金貸付制度」などもありますので、年金生活者は考えてみてもいいかもしれません。

介護保険によるリフォーム費補助の対象者と条件

介護保険を利用した介護リフォーム補助を利用するには、条件があります。簡単に言えば、改修するのが自宅であること、要介護認定を受けていること、改修する自宅に住んでいることが要件となっていますので、在宅で介護生活をされている方はほぼ問題なく利用することができます。

また、介護保険が適用となる場合、対象となるリフォーム内容には様々な条件がありますので、事前にその条件を満たしているのか確認をしておきましょう。

リフォーム費補助が受けられるリフォーム内容と条件
内容 条件 適用外となるケース
1 手すりの取り付け 廊下、便所、浴室、玄関などに設置するもので、取り付け工事を伴うもの 福祉用具貸与に該当する手すりの設置
2 床の段差解消 居室、廊下、便所、浴室、玄関などの各室間の床の段差の解消 -
3 滑りの防止、移動の円滑化等のための床または通路面の材料の変更 車いすに向かない畳や、歩行時に滑りやすい床などを、フローリングや固い床材などに変更 -
4 引き戸などへの扉の取替え 開き戸を引き戸、折り戸、アコーディオンカーテンなどに取り替える ドアノブの変更、戸車の設置なども対象 -
5 洋式便器などへの便器の取替え 和式便器から洋式便器に取替える場合のみ対象 洋式便器から洋式便器への取替え

内容を見てみると、リフォームであれば何でも適用されるのではなく、あくまでも要介護者が生活しやすいようにすることに限定されています。例えば洋式トイレから洋式トイレへの取り替えには補助がきかなかったり、手すりを取り付ける際にも手すりが福祉用具貸与に該当するものであれば利用できなかったりします。

車イスを使うようになって、畳の部屋が使えなくなった…、お風呂の段差を解消して安心して入浴できるようにしたい…というような場合には補助を利用することができますので、担当ケアマネージャーさんに相談してみましょう。

介護リフォームを失敗しないための業者選びのポイント

しっかりと調べて間違いのないリフォーム業者を

介護リフォームを依頼する業者を選ぶときに気をつけたいポイントについて

住宅のリフォーム業者には様々あり、それぞれ得意としている分野があります。例えばマンションのリフォームをメインとしているところ、戸建て住宅が得意なところ、住宅メーカーのリフォーム部門など様々なタイプがあります。

介護リフォームを専門とする業者はまだまだそれほど多くないのですが、介護リフォームには補助が受けられる改修内容には様々な条件があります。また、高齢者の方の安心の暮らしを守るための住宅改修ですから、一般的なリフォームとは違う専門知識と経験が必要となります。

例えば片麻痺の状態がある要介護者にとっては、手すりひとつとっても、手足の可動範囲などをしっかり理解して設置計画を立ててもらわないと、暮らしやすくなるどころか生活しているなかで身体をぶつけてしまいケガをしてしまうこともあります。また、車イスを利用しているのであれば、しっかりと車椅子が通れる広さを確保しているかどうかも大切なポイントです。

身体の状態に合わせた慎重な計画が必要だからこそ、介護リフォームを頼む場合は、実績があるかどうかを確認してから、信頼できる業者を選ぶと良いでしょう。

残念ながらリフォーム業者のなかには介護保険を使って補助を受けられるから…と言葉たくみに不要なリフォームを進める悪徳リフォーム業者もあります。だからこそ、評判や実績、ケアマネージャーの方の意見なども聞きながらきちんと話し合いをして、契約を急がせるようなことがあれば一度その理由を考えてみましょう。

良い介護リフォーム業者を選ぶ時のチェックポイント

悪質なリフォーム会社に発注してしまい、その結果「工事が雑」「不要な工事をされて100万円近く請求された」「着工後に支給限度額の20万円を超える請求をされた」というトラブルが発生した事例があります。そのようなことのないように、信頼できるリフォーム会社に発注したいものです。

良い業者を選ぶためには、介護者や介護をする側の立場に立ってリフォーム案を提案してくれるか、介護保険の内容もきちんと理解しているか、申請のための書類の準備もきちんと対応してくれるかなどを確認してみましょう。

リフォーム業者選びのポイント

  • 親身になってリフォーム案を提案してくれるか
  • 過去の介護リフォームやバリアフリーリフォーム実績があるか
  • 介護保険の内容を理解しているか
  • 申請書類を準備してくれるか
  • 福祉住環境コーディネーターが在籍しているか

業者選びのひとつの目安として、そのリフォーム会社に、福祉住環境コーディネーターが在籍していれば、なお良いでしょう。

福祉住環境コーディネーターは、福祉・医療・建築、それぞれの専門家と連携して活動し、介護を受ける本人とその家族の希望に合わせた住宅デザインを提案しています。高齢者にとって住みやすい住宅づくりのポイントをよく知っているだけでなく、介護リフォームに関する補助制度情報などに関しても精通していますし、福祉住環境コーディネーター2級資格を持っていれば、介護保険の補助申請時に必要な「住宅改修が必要な理由書」という書類の作成資格もありますので、手続きにおいても何かと頼れる存在です。

しっかりと介護リフォームをすることがで高齢者や家族にとって暮らしやすくなるようにするために、リフォーム業者選びに手を抜かないこと、自分自身でも介護保険による補助制度やお住まいの地域の住宅改修補助制度の情報などを調べて、安心できる住まいづくりをしていきましょう。

ページトップへもどる
No.1に選ばれました!楽天リサーチ調べ

全国の老人ホーム・介護施設を探す

物件数No.1 空室情報をリアルタイム更新

有料老人ホーム・介護施設の最新の空き状況から一発検索
老人ホームの種類費用、人気の介護施設のランキング
資料請求・見学・相談、全て無料!エリア・路線の相場情報も公開!