いいね!を押すと最新の
介護ニュースを毎日お届け

要支援1〜2の在宅介護と施設入居を比較

要支援1・2の場合の費用負担をシミュレーション

介護度が低くても家計に負担のかかる介護費用

要支援1・2など介護度が低い場合でも介護費用の負担は意外と大きい

日常生活において介護が必要となるシーンがあるものの、介護予防サービスを利用することで身体機能の維持や改善などが見込める要支援認定を受けた場合、一体介護サービスを利用したらいくらかかるのか…と金銭的な不安を抱えている方も多いかもしれません。

介護度が上がれば今よりもさらに介護サービスを利用する必要が出てくる可能性があることから、できれば介護サービスを利用して、これ以上介護度が上がらないように介護予防に取り組みたいところですよね。

しかしながら、いったん介護が必要になれば、これから先介護サービスを利用しないと生活が成り立たない、ということもあり得ます。これからの人生、場合によっては10年以上介護生活が続くことになった場合、一体どのくらいのお金が必要になってくるのでしょう?ここでは、要支援1〜2の方の費用負担を在宅介護と施設介護のケースでシミュレーション、比較してみましょう。

要支援1で在宅介護の場合

在宅介護ならギリギリ、節約すれば維持できる!?

ケース1:Aさん 要支援1で在宅介護
70歳男性、本人は65歳の妻と同居。持ち家。ローンなし。
収入 年金 22万円(夫婦合算)
支出 生活費 20万円
医療費 1万円
介護保険1割自己負担分 ・デイサービス(送迎・入浴付)週1回3時間 ・予防訪問介護(1時間未満) 週1回 ・ショートステイ 1日 3,774円
支出合計 213,774
収支 6,226

70歳男性のAさんは、軽度の認知症症状も出始めています。妻の介護負担を解消するためにショートステイを月に1回利用し、加えて週1回のデイサービス、と予防訪問介護を利用しています。

介護費用は限度額以下となっていますので、1割自己負担分に収まり支給限度額の4970円を下回る3774円に収まっています。妻が風邪を引いてしまったりなどという体調不良時などにショートステイをあと2回ほど利用できる余裕がある範囲で収まっていますので、ケアプランとしては理想的。

けれど、収支を見てみれば月々かろうじて6000円ほどの黒字という状況ですから、今後介護度が上がってしまった場合や妻も介護が必要になった場合は貯蓄を切り崩す必要が出てきます。

また、2015年8月からは、介護サービスの自己負担が「年金収入が単身280万円以上」の場合は自己負担率が1割から2割に引き上げられます。今は1割負担で利用できるとしても、単身でAさん以上の所得がある方は介護費用が単純に倍額かかってくることになります。

年金収入がある程度あると見込める方は、比較的お金のかからない在宅介護でも介護費用が家計に大きく負担としてのしかかってくることを忘れないようにして、きちんと資金計画を立てておきましょう。

要支援1で施設介護の場合

施設介護だと年金では足りない現実が

ケース1:Bさん 要支援1で施設介護
70歳男性、65歳の妻と同居。持ち家。ローンなし。
収入 年金 22万円(夫婦合算)
支出 介護付き有料老人ホームの利用料 18万円
雑費(日用品・おやつ代など) 2万5,000円
介護保険1割自己負担分 5,910円
妻の生活費 12万円
支出合計 33910
収支 ▲11910

Aさんと同じような状況で、介護付き有料老人ホームへの入居を決めたBさんは、在宅介護のときよりも介護にかかる支出は大きくなってきます。

月々の介護付き有料老人ホームの利用料が18万円かかることに加え、介護保険の自己負担分は5910円と、低額とはいえ在宅介護よりもかかってきます。また、Bさんの老人ホーム出の生活や介護保険自己負担費用に加えて、妻の生活費も必要となってきますから、Aさんと比較して収入が同じでも収支は約11万円の赤字となります。

年金以外に収入がなければ、貯蓄を切り崩さないと暮らしていけませんし、毎月11万円の赤字が何年続いても大丈夫か、貯蓄額も気になるところです。

Aさん、Bさん共に要支援1の場合で比較してみましたが、介護度が上がり要支援2になった場合、介護保険1割自己負担分は在宅介護で10400円、特定施設入居者生活介護の指定を受けた介護付き有料老人ホームなどであれば30日あたりの介護保険自己負担額は1万3680円となります。

介護度が上がればそれだけ介護保険の自己負担額も多くなり、家計への負担がかかることは必至です。

要介護度が比較的軽い要支援の段階であれば、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームなど特定施設ではないホームで訪問介護サービスを利用した方が介護保険費用は安くなることから、入居する施設を特定施設以外にするのもひとつの手。現在の介護度と、どんな介護サービスを使えば節約ができるのか、しっかりと比較していきたいですね。

ページトップへもどる
No.1に選ばれました!楽天リサーチ調べ

全国の老人ホーム・介護施設を探す

物件数No.1 空室情報をリアルタイム更新

有料老人ホーム・介護施設の最新の空き状況から一発検索
老人ホームの種類費用、人気の介護施設のランキング
資料請求・見学・相談、全て無料!エリア・路線の相場情報も公開!